関東三大十夜 勝願寺の十夜

十夜法要
鴻巣市 勝願寺鴻巣市の十夜は現在毎年11月13、14、15日に行われており、
鎌倉の光明寺(こうみょうじ)を双盤十夜、八王子の大善寺を諷誦文(ふじゅもん)十夜、鴻巣市の勝願寺を塔婆(とうば)十夜と呼び、関東三大十夜と言われています。

もともとは旧暦の十月六日から十五日までの十日十夜に渡り行わていたからでしょうか?
昔は数週間前から鴻巣公園にサーカスが来たり、勝願寺の参道脇にお化け屋敷や見世物小屋が建ったりしていました。
勝願寺は徳川家康が鴻巣に鷹狩りに訪れた時、勝願寺の当時の住職であった円誉不残上人の学識の高さに感銘を受け帰依し、将軍家の家紋である三つ葉葵の紋の使用を許されました。
鴻巣市 勝願寺
現在でも寺の一部に三つ葉葵が見えます。
徳川家康は勝願寺の北側にあった鴻巣砦跡に鴻巣御殿を建立させたばかりでなく勝願寺の境内にも御殿を造営させたといいます。

現在では人形の街ということで、お十夜には人形供養も行われます。

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