糠田 氷川神社 (鴻巣市)

鴻巣市糠田にあり須佐之男命(スサノオノミコト)と櫛稲田姫命(クシナダヒメノミコト)を祭神にする(糠田)氷川神社は二間社流造千鳥破風(にけんしゃながれづくりちどりはふ)・軒唐破風(のきからはふ)付き柿葺き(こけらぶき)本殿で、尾垂木(おたるき)に龍と鳳凰の彫刻がされており、鴻巣市指定文化財となっています。

うっそうとした氷川神社参道を抜けると

糠田氷川神社の神楽殿や拝殿があります。
氷川神社所在地:鴻巣市糠田1342

氷川神社本殿一宇(ひかわじんじゃほんどう いちう)

説明板より

糠田氷川神社は古来旭山と称し、須佐之男命・櫛稲田姫命を祭神とする。縁起不詳なるも文禄の頃(1592~1596)まで小社だったが、寛永年間(1624~1644)に至り、村の鎮守として造営され、現在まで村民の崇敬を集めて来た。
本殿は二間社流造千鳥破風)・軒唐破風付き柿葺き本殿で、尾垂木に龍と鳳凰を配する。本殿全体を飾る彫刻が大変素晴らしく、保存状態も良好で市内においては他に例類を見ない。近年、享保3(1718)年銘の棟札が発見されたことにより、同様式の近世社殿建築の中では埼玉県内においても比較的古い時期の建築であることが判明した。
本殿自体は後世に一部改修された可能性を有するが、江戸時代の建築様式を今に残し、建築年代を知ることのできるものとして大変貴重な建造物である。
平成7年8月
鴻巣市教育委員会

こんな所(失礼)にある小社にしては立派な彫刻が施されています。








糠田 氷川神社アクセス用地図


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