光照寺のコウヤマキ(桶川市)

光照寺は真言宗智山派の寺院で桶川市を走る県道311号線から東部工業団地方面に入ったところにあり、山門前には切られたイチョウの木が並んで2本立っています。

本堂は只今工事中(2012年12月8日撮影)
遠くから見て、高い木は天然記念物ではなかった。
光照寺境内にある老木のコウヤマキは昭和18年3月31日付けで

埼玉県指定天然記念物となっています。
山門をくぐると左右二本のコウヤマキが生えていますが、おそらく(案内板からして)右側の木が天然記念物の高野槙です。

銅葺きの屋根
しかし、
どう見ても高さは数mしかありません。
説明板より

埼玉県指定天然記念物 光照寺コウヤマキ

桶川市加納1906
昭和18年3月31日指定
このコウヤマキは、高さ約20メートル、幹周り3.8メートル、根回り5.8メートル、樹齢約500年の大木である。
幹は、地上3メートルで三幹に分枝しているが、落雷によりその一枝が枯れたため、この枝を切断し亜鉛版でおおってある。 
コウヤマキは、マキとはいうもののマキ科の植物ではなく、スギ科の植物で、日本特産の常緑喬木である。
また、葉は、二枚の葉が側面で融合して一枚になっている特殊な構造を持っている。 
九州・四国・紀伊半島に自生し、特に和歌山の高野山に多いので、その名がつけられたものである。        
昭和51年12月1日               
                            埼玉県教育委員会 
                            桶川市教育委員会

説明板
やはり巨木の敵はカミナリのようです。

所在地:桶川市加納1906
アクセス:
桶川駅東口より桶川市内循環バス東循環または東西循環外回りで本村バス停下車
駐車場アリ
天然記念物石碑
上のほうも半分枯れています。

 大木・巨木度
☆☆

光照寺付近地図


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梵語学者盛典が当時の光照寺住職 光栄の弟子となり修行した。

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