徳星寺(上尾市)と大カヤおよび暖帯林(県指定天然記念物)

榎本牧場や殿山古墳から程近いところにある徳星寺は

弘法大師によって開かれたと伝えられ、市指定文化財の家康朱印状等古文書や県指定天然記念物の大カヤおよび暖帯林があります。

徳星寺基本情報

所在地:埼玉県上尾市大字領家宮内443-2
アクセス:クルマ:圏央道桶川北本インターチェンジより約10分
バス:JR高崎線上尾駅西口より東武バスにて「畔吉停留所」下車徒歩約5分
駐車場:アリ

山号:東高野山遍明院


案内板より

徳星寺

所在地 上尾市畔吉七五一

徳星寺は、山号を東高野山遍明院と称する天台宗の寺である。
山号を「高野山」(真言宗の本山)が示すとおり古くは真言宗であったが、その後いつの頃か天台宗に改められたという。
寺伝によると、弘法大師(空海)創建の寺と伝えられ、カヤの大樹(県指定文化財)はその時に植えたもので、月影池(今は堀井戸となっている)は、大師がアカ井として用いたものとも伝えている。
大師伝説は、そのまま信じ難いものであるが、山号から高野山(和歌山県)とつながりのある古刹であることは想像される。
なお、寺には岩槻城主太田氏房の印判状(天正一七年、一五八九)、徳川家康以降歴代12通の朱印状がある。
これらの古文書は、「家康朱印状等古文書」として市指定文化財になっている。
上尾市内では中世文書の所在は少なく、また、初代、第二代将軍の朱印状が保存されているのは本寺だけで、特に貴重である。
昭和六十一年三月
徳星寺の大カヤおよび暖帯林説明板

埼玉県指定天然記念物

徳星寺の大カヤおよび暖帯林

(とくしょうじのおおかやおよびだんたいりん)
所在地:徳星寺(上尾市畔吉)
文化財名:徳星寺の大カヤおよび暖帯林
種別:記念物・天然記念物
員数:1帯
指定年月日:昭和48年3月9日

大カヤは幹周り約5.5m、樹高約21.8mで、樹齢800年以上と言われています。
根の一部が露出し一枚の板状になっており非常に珍しいらしいです。
が、下調べなく立ち寄ったので画像無し。
ところで、大カヤのある場所は土が盛ってあり塚状になっています。

頂上には2つの石祠があります

徳星寺付近地図


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