穴八幡古墳(小川町)

小川町にある穴八幡古墳は墳丘の外側に方形に廻る二重の堀が巡っており、一辺が28.2m(Wikiより)、高さ5.6mで埼玉県内最大級の大型方墳となっています。全長8.2mの巨大横穴式石室が露出しており、
小川産の緑泥石片岩を使用しています。

穴八幡古墳基本情報

所在地:埼玉県比企郡小川町大字增尾字岩穴63-1外 
古墳規模:一辺の長さ28.2m、高さ5.6m 
(案内板には長さ32m,、又は「北側辺25.6m西側辺31m」と書いてあります。)

築造時期:七世紀後半
墳形:方墳 
石室:全長8.2m横穴式石室
出土品: 須恵器、土師器、鉄器
問合わせ:0493-72-1221
アクセス:クルマ:関越自動車道、嵐山小川インターチェンジより約15分
バス:東武東上線・JR八高線小川町駅よりバス、小川農協前下車 徒歩5分
駐車場:八幡神社の無料駐車場が利用できます。
昭和34年に埼玉県指定史跡指定

案内板より

                                                                    小川町大字增尾字岩穴63-1外
                               昭和34年3月20日指定
                                平成3年3月15日追加指定

 当古墳は、巨大な横穴石室を備える古墳として、昭和34年に埼玉県指定史跡に指定されました。
古墳の形は、当時円墳と考えられていましたが、昭和63年の発掘調査や測量調査による、周囲に二重の周堀を備えた方墳であることが確認されました。
 古墳は、墳丘の高さ約5.6m、一辺の長さ32mを測り、周囲の堀は内堀が幅5.7m、外堀が3.7~4.7m、外堀の一辺の長さ61.4mを測る、県内最大級の方墳です。
 石室は、綠泥片岩などの大きな一枚石を組み合せ、内部は奥室と前室から構成され、全長8.2mを測ります。
 当古墳の造られた時期は、埴輪が出土しないことや前庭部から出土した須恵器から古墳時代終末期、七世紀後半と考えられ、小川盆地のの古代文化を考えるうえだ非常に貴重な存在です。
                               平成5年3月25日
                               埼玉県教育委員会
                               小川町教育委員会
 

穴八幡古墳付近地図


より大きな地図で 埼玉の古墳・古代遺跡 を表示

穴八幡古墳のフォト





0 件のコメント: