彩の国くまがやドーム(熊谷スポーツ文化公園)
くまがやドームではなく、なんで普通に「熊谷ドーム」という名前にしてくれなかったんだろう?Googleで検索するにもめんどうです。しかも「彩の国」ってのがなぁ。まぁ、一般的にはくまがやドームですよね。
さて、このくまがやドームですが、プロ野球の地方キャンプで良く見かける屋根が付いていて下は土、または人工芝、観客席無し(野球できそうな高さは無いし)。みたいなタイプだと思っていましたが
観客席数3,300席で体育館(アリーナ面積約3,300m2)とテニス、ゲートボールやグラウンド・ゴルフでの利用が多い多目的運動場(グラウンド面積約11,000m2)とサブアリーナ(練習場)に分かれています。また、太陽熱エネルギーを有用利用するため、屋根には太陽電池パネルと太陽集熱器が設置されています。大屋根の上部に凹型の換気開口を設置して屋根面を流れる風がドーム上部に溜まる熱気を排出するほか、大屋根に溜まる雨水も有効利用するというすぐれもので、つい最近(糞暑い日)くまがやドームに行く機会がありましたが意外に中は涼しくてびっくりしました。
くまがやドーム概要
熊谷スポーツ文化公園HPより1 建築概要
(1) 本体棟
延床面積 30,055.07㎡
階数 地上4階
構造 鉄骨造及び鉄筋コンクリート造
最高高さ
38.50m
席数
体育館 2,503席
多目的運動場 840席
合計 3,343席
屋根 膜部分(四フッ化エチレン樹脂ガラス繊維布)約15,000㎡
金属部分(フッ素樹脂銅版)約14,000㎡
(2) 機械棟
延床面積 2,748.17㎡
階数 地上1階
構造 鉄筋コンクリート造
最高高さ
7.8m
2 設備概要
受変電設備 一般高圧6.6kV
自家発電設備 2,000kW
太陽光発電設備 出力5kW
エレベーター設備 20人乗1基
雨水利用設備 雨水貯留槽400立方メートル
太陽熱利用設備 太陽熱集熱器16台
3 主な施設機能
(1) 体育館 3,327.75㎡
バスケットボール3面、体操競技場1面
ハンドボール3面、バレーボール4面
(2) 多目的運動場 12,923㎡
一周250mトラック
テニス16面
ゲートボール20面
(3) 練習室
418.52m
トレーニングルーム、集会規模400人
4 施設の特徴
(1) 膜屋根工法を取り入れた大空間を持つドーム型の施設
(2) 膜屋根の採用による室内の照度確保と軽量化を図った施設
(3) 体育館と多目的運動場との内部間仕切を開放して、展示会・見本市などの大規模イベントの開催も可能な施設
(4) 太陽光、太陽熱、自然採光、自然通風、雨水を利用した環境にやさしい施設
(5) 悪天候時の国体開閉会式場としての施設
5 完成
平成15年3月
埼玉県の熊谷スポーツ文化公園 彩の国くまがやドームHP
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