安楽寺 三重塔
もともと平治の乱のあと助命され、この寺の稚子僧となって育った源範頼がこの地の領主になった折、所領の半分を寄進し三重塔、大講堂を建立ましたが、天文年間(1532~55)松山城の攻防戦で焼失してしまい、現存する三重塔は今から約350年前の寛永年間に杲鏡法印によって建築されたものです。県指定文化財となっており、総高約24.3m、屋根は柿葺(こけらぶき)から現在は銅板葺に改められています。
吉見観音の現在の三重塔は高さ 24.3メートルですが、もともとの源範頼が建立した三重塔は高さ16丈(48メートル)もあったと言われています。
埼玉県内のその他の三重塔
川口市 西福寺(さいふくじ) 三重塔行田市 成就院三重塔
吉見観音 三重塔基本情報
住所:比企郡吉見町御所374 岩殿山安楽寺内TEL:0493-54-2898
アクセス:東武東上線東松山駅から鴻巣免許センター行き、百穴入口か久保田下車、徒歩40~50分
関越東松山インターより15~20分、国道254号、407号経由、県道271号。無料駐車場アリ。
(無料の駐車場は参道右側にあります。吉見観音近辺の道は狭いので路駐はちょっと無理)
要チェック:県指定文化財の三重塔と左甚五郎作と伝えられる「野荒らしの虎」の彫刻
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