大塚古墳は古墳時代後期に造られた円墳で、墳丘は直径約59メートル、高さ約1,2メートルの基壇上に、直径約約35メートル高さ4m以上の円丘が乗った形で、全体では5.2メートル以上の高さになると考えられています。現存する墳丘は北西部分4分の1となります。発掘調査では石室内から鉄製小札(こざね)、鉄鏃、金銅製鞘尻(さやじり)金具、勾玉などが出土し、西側の基壇上からは須恵器の甕(かめ)が列をなして出土しました。
大塚古墳の石室の一枚板
大塚古墳の石段
大塚古墳付近の地図
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参考図書
さいたま古墳めぐり 古代ロマン70基 さきたま双書 |
(税込 1,575 円) | 探訪武蔵の古墳 |
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【目次】古墳を訪ねてみませんか/金錯銘鉄剣…謎も超一流―さきたま古墳群/関東の石舞台―八幡山古墳/県内唯一、線核画のある―地蔵塚古墳/将軍山古墳と肩を並べる―小見真観寺古墳/シェイクスピア劇を思わせる―真名板高山古墳/東武線のこんなすぐそばに―毘沙門山古墳/利根川を挟んで毛野をにらむ―永明寺古墳/加須低地のへそ―鶴ケ塚古墳/赤城山と日光男体山を背景に―樋遣川古墳群〔ほか〕 | 【内容情報】現在の埼玉・東京・神奈川に及ぶ古代の武蔵を理解するために本書では現存する約120の古墳を紹介した。地図・所在地を掲載し、訪問の際のハンドブックとしても最適である。 【目次】 武蔵における古墳築造の動向/埼玉県/東京都/神奈川県 |
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