埼玉の冠水橋 樋詰橋
全国的には沈下橋や潜水橋とも言われていますが、埼玉では冠水橋と言われている川の増水により水面下に潜る橋です。埼玉県内では荒川水系に架けられており、樋詰橋(ひのつめ)は埼玉県桶川市川田谷の上尾市と川島町の境界付近にあります。(ホンダエアポート南側)実は地域の抜け道、裏道として朝夕にはかなりの通行量がありますが、管理維持などが大変な事もあって年々冠水橋の数は減ってきています。しかしながら現存する沈下橋はほとんどが西日本なので、東日本のしかも首都圏にこれだけの冠水橋が残っているというのは貴重なものです。
よく言われる埼玉県民の特性として譲り合い精神があると言われていますが、その元はこの冠水橋を渡るのに譲り合っていたからだと言われているくらい、埼玉県民と係わり合いが深い橋なのです。
確かに埼玉スタジアムで浦和レッズの試合が開催される時はイオン美園付近が大渋滞しますが、比較的譲り合いで順番に合流したりしています。
某関西県では考えられないような光景で、なるほどなぁと思います。
橋オタにはたまらないスポット。
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2 件のコメント:
先日、マラニックで現地まいりました。
ゴルフ場の施設かと思いまして、遠慮して渡らなかったのですが、写真みると桶川市の施設なのですね。
次回、渡ります。
たまたま検索で寄らせていただきました。実は荒川水系、沈下橋の宝庫なのですよね。
埼玉県の冠水橋 を記したホームページによると、38基あるそうです。
(最近流されてしまった橋もありそうですが)
荒川の 樋詰橋、上流の北本市の 高尾橋、鴻巣市の 原馬室橋、滝馬室橋、
入間川の 出丸橋、鎌取橋
越辺川の 島田橋、八幡橋、
高麗川の 多和目天神橋、若宮橋、新堀橋
都幾川の 稲荷橋、鞍掛橋 etc.
名前が付いていない仮設橋や 流れ橋もあります。橋巡りもなかなか楽しいです
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