黒岩横穴墳群(くろいわおうけつぼぐん)

黒岩横穴墳群八丁湖公園内にある横穴古墳群で、その規模は国指定史跡の吉見百穴以上とも言われており、大正14年に埼玉県指定の史跡になっています。
案内板

黒岩横穴墓群(くろいわおうけつぼぐん)

明治十年、根岸武香をはじめ地方の有志によって発掘され、16基の横穴が見つかったので、通称十六穴と呼ばれた。
明治十一年、オーストリア公使ヘンリー・シーボルトが、明治十二年には大森貝塚の発見者として有名なエドワード・モースが視察に来ている。
横穴墓群は百穴谷、首切り谷、地獄谷、茶臼谷、神代谷の五カ所に分布しており、この一 体の斜面には未発掘の横穴が多数埋没していて、その総数は、五百基以上と推定され、国指定史跡である「吉見百穴」よりも、はるかに大規模できわめて良好に保存されていると考えられる。
平成十年3月
吉見町・埼玉県
黒岩横穴墓群説明板
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黒岩横穴墳群付近地図 


その他の黒岩横穴墓群写真

黒岩横穴墓群
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内容紹介
横穴墓から復元する後期古墳社会。
東アジア世界における日本の横穴墓制の形成と各地域における展開を把握し、群集墳としての横穴墓の性格を検討する。

目次>
序章 横穴墓研究の課題と研究の視角
第1章 横穴墓の名称と研究史(横穴墓の名称;横穴墓の被葬者と性格論)
第2章 横穴墓の諸相(群集墳としての横穴墓;東国横穴墓の型式と交流;東国展開期横穴墓の諸相)
第3章 横穴墓出土遺物の検討(東国における群集墳出土の鉄鏃;横穴墓出土の農工具)
第4章 横穴墓の形成と展開(東アジア世界における横穴墓制の形成;各地における横穴墓の展開)
結論
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内容紹介
全国に分布する横穴墓のさまざまな構造と分布、被葬者集団の問題、墳丘を伴う横穴墓の位置づけ、埋葬様式の地域性、西から東への広がりなどを詳細に検討 し、今後の横穴墓研究の課題についても触れる。
目次
第1章 横穴墓研究の課題
第2章 横穴墓型式の伝播と交流(東国横穴墓の型式と伝播/東北横穴墓型式の成立と展開/東海横穴墓の受容と展開 ほか)
第3章 横穴墓の諸相(東北横穴墓の埋葬様式/山陰横穴墓の埋葬様式/九州横穴墓の一様相 ほか)
第4章 横穴墓制の展開



さいたま古墳めぐり
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さきたま双書

著者: 宮川進

出版社: さきたま出版会

サイズ: 全集・双書

ページ数: 175p

発行年月: 1997年09月
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【目次】古墳を訪ねてみませんか/金錯銘鉄剣…謎も超一流―さきたま古墳群/関東の石舞台―八幡山古墳/県内唯一、線核画のある―地蔵塚古墳/将軍山古墳と肩を並べる―小見真観寺古墳/シェイクスピア劇を思わせる―真名板高山古墳/東武線のこんなすぐそばに―毘沙門山古墳/利根川を挟んで毛野をにらむ―永明寺古墳/加須低地のへそ―鶴ケ塚古墳/赤城山と日光男体山を背景に―樋遣川古墳群〔ほか
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著者: 野崎正俊

出版社: 新人物往来社

サイズ: 単行本

ページ数: 224p

発行年月: 1998年01月
本体価格 2,000円 (税込 2,100 円)


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