武蔵二ノ宮 金鑚神社(かなさなじんじゃ)

武蔵国二ノ宮 金鑚神社

武蔵国に二つ有る名神大社の一つで武蔵国二宮として崇敬を集め、背後の御獄山がご神体となっているため拝殿の奥に本殿がないと言う全国でも三社だけの珍しい神社です。
武蔵二ノ宮
所在地:埼玉県児玉郡神川町字二ノ宮750
主祭神:天照大神 素戔嗚尊
社格等:式内名神大社・武蔵国二宮・旧官幣中社・別表神社
創建:伝景行天皇朝
アクセス:JR高崎線本庄駅より朝日バスで30分、新宿停留所下車、徒歩15分
JR八高線児玉駅または丹荘駅から自転車で30分
クルマ:関越自動車道本庄児玉ICより約20分


境内案内板より

金鑚神社
所在地 児玉郡神川村二の宮
金鑚神社は、旧官幣中社で、延喜式神名帳にも名を残す古社である。むかしは武蔵国二の宮とも称された。地名の二の宮はこれによっている。
社伝によれば、日本武尊が東征の帰途、伊勢神宮で伯母の倭姫命より賜った火打石を御霊代として、この地の御室山(御岳山)に奉納し、天照大神と素盞嗚命を祀ったのが始まりとされている。  鎌倉時代には、武蔵七党の一つ、児玉党の尊信が厚く、近郷二十二カ村の総鎮守として祀られていた。江戸時代には徳川幕府から御朱印三〇石を賜り、別当の一乗院とともに栄えた。
境内には、国指定重要文化財の多宝塔や、平安時代の後期、源義家が奥州出兵のため戦勝祈願を当社にしたときのものという伝説の遺跡”駒つなぎ石””旗掛杉””義家橋”などがある。
なお、この神社にはとくに本殿をおかず、背後の山全体を御神体としている。旧官・国幣社の中で本殿がないのはここのほか、全国でも大神神社(奈良県)と諏訪神社(長野県)だけである。


金鑚神社多宝塔は国指定重要文化財であり
三間四面、杮葺き、高さ約14m、総朱塗りとなっています。



金鑚神社拝殿
 拝殿の後ろに本殿がない

金鑚神社周辺マップ


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