関東の石舞台 八幡山古墳(行田市)

工業団地というか住宅街の一角にある八幡山公園
片隅に何かの遊具かのようにあるのが


関東の石舞台とも言われる八幡山古墳です。
 明日香村の石舞台と同じように巨大な石室が露出していますが、

これは昭和10年に近くの小針沼を埋め立てるために古墳の土が使用されたためです。


八幡山古墳基本情報

所在地:行田市藤原町1-27-2
古墳の形状:円墳
古墳の規模:直径65~80m 
築造時期:7世紀中頃
高さ:9.5m
若小玉古墳群 
石室内公開日:土曜日、日曜日および祝日(年末年始を除く)
公開時間:10時~16時
銅鋺、銅鋺、鉄鏃、直刀、金銅製太刀把頭、鞘尻金具須恵器、銀製弓弭、八花形同環座のほか皇族関係者の古墳からしか発見されていない夾紵棺(きょうちょかん)の破片が見つかったことから物部連兄麻呂 (もののべのむらじえまろ)の墓ではないかといわれています。

八幡山古墳石室周囲一周動画


八幡山古墳の横穴式石室は玄室と中室、前室、羨道で構成されていて、全長は16.7m奥室最大幅 4.7m 高さ3.1m 天井石の大きさ奥室長さ4m・幅2m・厚さ60cm


八幡山古墳周辺マップ

航空写真で見ると古墳の様子が良くわかります。


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ここから800mほどのところにあるのが
 若小玉古墳群 地蔵塚古墳(行田市)

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